超撥水加工の椅子

商業施設空間では椅子の管理とメンテナンスについてがいつも大きな話題となる。
座面のみビニールレザーを張り、背面をファブリックにするなどの使い分けが最近支流ですが、
さらに意匠を重要視する空間ではファブリックを使いたいというご要望も多い。
超撥水加工の実験をしてもらった。
通常何にもしていないと左のように水分が染み込んでしまうが、手前のものは超撥水を施したもの。
織りあがった生地に後加工で入れるため、時間がかかるのと当然普通の布単価からは上がってしまうが、
この加工を入れてから家具を作ってもらうと、赤ワインを気にすることなく淡い色のファブリックを張ることができる。
出来上がった家具にはできませんが、新しく家具を作ることを検討されている方は是非。