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今回お受けしたプロジェクトのクライアント様は専門式場の地域一番店として経営されています。
その道のプロとして、様々な挑戦を続けていらっしゃいますが、その道の素人の私からみると、その時しか使えないのは少し寂しいなと思いました。
絶好のロケーションで居心地の良い空間を地元の方にもぜひお使いいただきたい。
ここ気持ちいいね!
と何か地元の方にも味わっていただけることはないか。。
様々なプログラムをご提案し、検討を重ねた結果最後の最後にGOがかかったプログラムはカフェでした。
もちろん、カフェを一緒に運営されているところはたくさんありますし、こちらのクライアント様も他の店舗でカフェを出している施設もあります。
しかしながら、私が欲しかったのは “施設と地域の人が近くなるきっかけ” です。
その為の “場” が絶対に必要であると。
この建物は崖に立っているため三層で役割をそれぞれ変えています。
1階のパブリックスゾーンから始まり層を重ねるごとにプライベートの度合いが高まるよう構成しました。
1階はパブリックゾーン。
ブライダルサロンがこのフロアーにありますが、このパブリックゾーンをぜひ開かれた感じで使えたら。
お式を挙げた方にはまた遊びに来ることができます。
美味しいシェフのお料理を手軽に味わえる。
でも、できたらワークショップなどで結婚式に関係ない方でもお使いいただけるプログラムをいつか実行できたらと思っています。
2、3年くらいこれを始めるのには時間がかかるかもしれない。
でも、いつかしっくりこの言葉が懐に収まる日が来ると思います。そう申し上げました。
箱は環境が変われば、その使い方を見直さなければなりません。
少しだけセグメントをふる。そうすることでまた箱は別な美しい魅力を醸し出します。
いつかそういう日が来るかもしれない。
今はその投げたボールを受け止めて下さり、できるところから始めてみようとおっしゃっていただき、実際に実行するのは総支配人を
始めスタッフの方々ですが私も出来る限りサポートをしたい新たな挑戦の仕掛けです。