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何に焦点を当てるのかが重要ですが、ポイントを絞ってその部屋の特徴を引き立ててあげるとポテンシャルが上がり思いがけない効果が出ます。
その部屋の良さを引き立ててあげることは、お客様が入った瞬間に共感される点がより多くなるということ。
これが空気を感じるという五感をくすぐり居心地がいいなと思うわけです。
文章で書くと当たり前の話であり簡単そうなのですが、これがなかなか合致させることはその部屋や周りの環境とその部屋の特徴を正しく分析できるかどうかにかかっています。
今回テーマにしたのはフォーカスを当てるということですが、それはもう一つの言い方をすれば、アイキャッチを作るということです。
全部を変えるのではなく、一角の目が泊まる場所にアイキャッチになる止まりを設けること。
例えば、写真の例ですが、小さくて、開口に囲まれた部屋は焦点を作ることが難しく、中心にレイアウトして部屋がなんだか狭くなったりします。
この写真の例は、ポイントが2つあります。
まず第一はL字型コーナーにポイントになるデザインを設けました。角っこで今まで使われていなかった空間だったのですが、L型にすることにより、視線がか度に向かってパースペクティブのように座ってみたい、写真が撮りたいフォーカスへと変身することができましす。
2つ目のポイントは幅が狭い分、縦に伸びるデザインを施すと、伸びやかになり印象的になると同時に、場所のポテンシャルがあがります。
そこへ、留めつけのように、わざと長いペンダントをリズミカルに配置したのです。
これはスタンドの役割なのですが、下から立ち上げるより、あえて天井からスタンドレベルまで下げてコードの長さがを感じられることにより、機能的な配慮を満たした上で、場所のポテンシャルを上げることができます。
とても印象的な小さな一角になり、お気に入りのコーナーができました。