ANOTHER STYLE bridal salon
4枚のレイヤー構成で、屏風や簾のような“気配を感じる"間仕切りを。
ANOTHER STYLE:香川県高松市
CATEGORY:bridal/bridal salon
photos copyright:ナカサ&パートナーズ
コンセプト/ポイント
日本の平面構成は平安時代から1つの空間に間仕切りになる屏風や簾などを使いました。
現代空間において壁で部屋を仕切ることが当たり前になりましたが、どこかDNAの中に“空気を感じる”“気配を感じる”“そこはかとなく繋がっている”ことが何か心地いいように思う民族なのではないかなと思います。
内装デザインにおいて今回垂直レイヤーを重ねていくということを最初に取り入れた空間がブライダルサロンです。
1階に入っているのですが、1階はあまり面積が広くないこと、入ってきて空間として圧迫感が出ないようにしたい、サロンで打ち合わせする際に、囲い込まれるような精神的な圧迫感から解放されたい。この3点が自分の中でクリアしたい点でした。
そこで、建物側は全面ガラスとし2番目のレイヤーはハイバックチェア、次にスチールの棚で見え隠れするレイヤー、最後に壁面という4枚のレイヤー構成にしました。